ふくらはぎがつる方必見❚食生活や生活環境を見直す

何の前触れも無く、いきなりふくらはぎ、足の裏がつり、強く痛むこむらがえりという症状を経験した人はとても多いと思います。

このこむらがえりと言う症状は、体が不調だということを知らせるサインです。

こむらがえりの「こむら」とは、平安時代のころのふくらはぎの呼び名です。

肉の塊のことを「ししむら」と呼び、「小さい肉のかたまり」ということから「こむら」と呼ばれるようになったとされています。

当時の漢和辞典には、「転筋　コムラガヘリ」と記されており、あの当時からこむらがえりというものがあった証拠です。

しかし、そのこむらがえりのはっきりとした原因は、未だ解明されていない部分も多いとされています。

一説には筋肉内にたまった乳酸のせい、またある説には急な激しい運動、アルコールの飲み過ぎ、水分やミネラル、ビタミン不足などなど、様々な説が唱えられています。

筋肉が異常をきたしているために痛みが出るということははっきりしているようですので、こむらがえりになってしまったら、何らかの無理をしていないか、不摂生が続いていないかどうかなどを振り返ってみてください。

中には、糖尿病や動脈硬化、肝硬変、さらに心臓病や高血圧と言った病気から起きているとも言われております。

もしこむらがえりが頻繁に起き、痛みが引くのも遅いという場合には、内科、もしくは整形外科に行ってみてください。