肌荒れや肥満の原因は!?❚運動不足!?
肌荒れや肥満の原因は!?❚運動不足!?
歩いているときのふくらはぎの動きをよく見てみてください。
膨らんだり、細くなったりしていると思います。
これはふくらはぎの中の動脈の周囲にある筋肉が、縮んだり、ゆるんだりすることで起きている現象です。
この現象は、ミルキングアクションと呼び、まるで牛の乳しぼりのような動きをしているために名づけられました。
このアクションによって、下半身の血液が心臓に戻り、全身に血液を循環させているのです。
このアクションは歩いているときが最も活性化するとされています。
また、静脈の中には、およそ5センチおき程度の間隔で弁が設置されています。血液が逆流するのを防ぐための弁で、この弁を越えなければならないため、筋肉に強い押し上げ力がある必要があるということです。
もし、病気やけが、運動不足、反対に運動のし過ぎ、加齢などの理由でふくらはぎの作用、働きが落ちて弱まってしまうと、下半身で血液が淀み、体が冷えてしまうということです。
当然、老廃物も流れて行かずに血管の中にたまってしまいますので、肌荒れや肥満の原因にもなり得ます。
ふくらはぎは外から状態を確かめたり、自分で触って揉むことが出来る部分ですので、体の冷えなどで困っているという時には、一度ご自分で揉んでみてはいかがでしょうか。
健康な状態だとゴムのように弾力があって温かみもあり、お餅のようにやわらかいはずですよ。