手足のしびれ❚手足のむくみとの関係
手足のしびれ❚手足のむくみとの関係
自分が血栓ができやすい体質かどうかを見極めるのに便利なのが、足のむくみです。
むくみは血液が淀むことで起きるため、血栓になりやすいということでもあるためです。
指で押してみると跡が残るというある女性のふくらはぎを超音波検査してみたところ、血管の中が白く濁っており、上手く流れていないのがよく分かりました。
実は、近年足に向かう動脈、ふくらはぎの動脈が詰まるという動脈硬化も非常に増えてきているとされています。
これは主に基礎疾患として糖尿病があるという人に多いという報告がありました。
初期症状としては、足先の痺れと、普段とは違う妙な感じの冷えと言われています。
そこから進行すると、一定の距離を歩いた時に筋肉が痛む、ひきつる感じがあって歩くことが難しくなるが、泊まって休むと再び歩けるようになる。という症状が表れます。
「最近歩いているときに急にふくらはぎ、ふともも、お尻が痛くなる」と病院に駆け込むという人は、足の付け根の血管が詰まっていたり、狭くなっているのが見られることが多いと言われています。
そこからさらに進行すると、休んでいるとき、寝ているときなどにも急にふくらはぎなどが強く痛み、足先の血液の流れが悪くなっている部分で潰瘍を起こしているのが見られたり、最悪の場合だと血管が詰まっているところから先、足先などが壊死する=腐ることもあるんです。
そうならないためにも、血管を詰まらせないように運動などを心がけましょう。