マーガリンの怖さ❚食育に生かす
マーガリンの怖さ❚食育に生かす
毎朝、食卓の上に必ず置いてあると思うのですが、マーガリン。
これを、法律で禁止してしまうという、ニューヨーク市の決断力や行動力は、
シカゴ市などが後に続いているそうですが、
アメリカ全土、さらには世界全体でもぬきんでている、
と、いっても過言ではないでしょう。
ニューヨーク市がこんな大変な偉業をやってのけることができたのは、
強力なブレーンによるサポートがあるからです
「強力なサポート」とは、優秀な学術機関で、
ニューヨーク市にあるコロンビア大学や、ニューヨーク大学で、
食や栄養に関するレベルの高い研究が、日夜行われていて、
最先端の情報が発信させているそうです。
2004年9月24日、ニューヨークタイムズ紙には、
某ファーストフードチェーンの最大手が、自社商品から、
トランス脂肪酸を排除すると約束しておきながら、実行できなかったことを批判する、
消費者団体の広告が掲載されており、
そこには心臓発作の応急処置を行っている写真が添えられており、
いかに、トランス脂肪酸が、心臓に害を与えるのか、ということが表現されていました。
まさにアメリカ的ではありますが、心強い味方による後ろ楯が、
このような主張を確固たるものにしている、といえます。
私たちも、ニューヨーク市を見習うべきです。
「食育」の場において、特定の食品産業などど癒着するのではなく、
こういうことを率先して、教えていく必要があると思います。
マーガリンは、何の疑いも思わず、食されていることから、
なおさら、よその国であった、一過性の話題として済ませるのではなく、
日本でも、もっと自分たちに直結する問題として考え、取り込むことではないでしょうか。