病気や事故での心配を安心に変える※原因と対策

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肉離れによる治療の前に❚肉離れの症状から原因を探る

肉離れによる治療の前に❚肉離れの症状から原因を探る

代謝を高めるのにスポーツは最適です。

スポーツや運動は現代人にとって不足しがちですので、是非やってみて欲しいのですが、ふくらはぎにおいて一番怖いのが肉離れという問題です。


走る、ジャンプする、跳ねる、と言った動作をした拍子に、ふくらはぎの筋肉がぐっと引き延ばされ、肉離れをしてしまうことがあります。

やってみると分かると思いますが、ふくらはぎに力を入れてみると、力こぶのように2つの筋肉が盛り上がると思います。

このうち、内側の方を内側腓腹筋、外側の方を外側腓腹筋と呼びます。

ふくらはぎの肉離れを起こしやすいのは内側の方の内側腓腹筋、アキレス腱との境の近くとされています。


輪ゴムを結び、強く引っ張ると、だいたい結び目の近くが切れやすくなると思います。

これと同じようなことが、筋肉と腱とのつなぎ目付近で起きやすいのです。


さらに、内外の腓腹筋よりもさらに奥、骨に近い方にはヒラメ筋というヒラメのような形の筋肉があります。

マラソンや長時間のウォーキングなどによってひざ下の疲労が慢性化しているとき、ヒラメ筋の肉離れが起きてしまう可能性があります。

ヒラメ筋の肉離れは、少しずつ痛みが出始めるのがサインとなりますので注意してください。


肉離れの一番の原因は、やはり筋肉疲労によるものです。

張り切って筋肉に強く負担になるスポーツをして筋肉疲労を起こし、動作をしても筋収縮反応が落ちてしまうのです。

ちなみに、こむらがえりも肉離れの一種とされています。



・運動する前のストレッチ、ウォーミングアップ

・ふくらはぎのサポーターを付けてから運動をする

・運動が終わったあとに筋肉で炎症を起こさぬよう、アイシングをして冷ます

などの心がけを忘れないようにして、何よりも「無理をしない」と言うことを大前提にすると、肉離れになるリスクは大きく下がりますよ。