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痩せたい願望の前に❚太りにくい体質を作る方法

痩せたい願望の前に❚太りにくい体質を作る方法

20歳を過ぎ、20代に入っていくと1日の基礎代謝量は10年ごとに100kcalずつ落ちていくとされます。

これをそのまま体脂肪に換算してみると、単純計算で、1年に5キロ太るということになるんです。


30歳を過ぎているのに20歳のころと変わらない量を変わらない調子でバクバク食べてしまうと、たとえ運動量が変わっていないとしても体重はじわじわと増えて行ってしまうということです。

野球選手やサッカー選手など、引退した人が、現役時よりも太ってしまうのはこのようなわけがあるんです。

引退後にも日々のストレッチ、運動を欠かさなかったとしても、基礎代謝の量が加齢によって落ちてしまっては、太ってしまう可能性がグンと高くなるのです。

さらに、40歳や50歳になっていくと自然と運動することが減るためもっと太りやすくなり、中年太りを起こしてしまいます。


ただし、体温が1度上がれば基礎代謝量は12%か13%ほど上がるため、同じ量の食事でも脂肪の燃え方が変わり、脂肪がつきにくくなります。

風邪などの発熱によってげっそりと痩せてしまうのはそのためです。


大人が一日に必要なカロリーは年齢、体重、身長によって変わりますがだいたい男性で2000kcalから2200kcal、女性で1800から2000kcalとされます。

成人女性を例に基礎代謝を計算してみると、基礎代謝の量は全体の代謝の60%から70%になるので、1200~1400kcalになります。

2000kcal×1200~1400kcalとなり、基礎代謝の量が12%が上がるとしたら2000kcal×144~168kcalが余分に消費されるということです。

この量はおよそ1時間ほどのウォーキングに匹敵していて、何もしなくてもウォーキングをするほどのカロリーが消費できるんですよ。