健康診断に行く前に❚血液と免疫力の密接な関係
健康診断に行く前に❚血液と免疫力の密接な関係
このブログをご覧の人はもう、良くご存じだと思いますが、血行の良さ、体の冷え、そして体の免疫力。この3つは人体の健康にとって密接に関わりあう要素です。
体にある異常な物、体にとって毒であるもの、を排除しようとする力のことを免疫力と言います。
免疫力はかぜ、インフルエンザといったウイルスに対しても、がん細胞に対しても強い働きをします。
血液は人体を構成する細胞一つ一つに、栄養、酸素を届け、反対に老廃物を持って排出していこうとする働きを持ちます。
この血液の中には白血球と言うものがあります。白血球は血液とともに体の中を巡りながら、ウイルスなどの異物や毒が無いか、パトロールする働きがあります。
血流が悪くなるということは、この白血球の働きも著しく低下するということなのです。ウイルスや細菌が簡単に幅を利かせるようになって各種感染症を引き起こしたり、がん細胞を産んでしまうこともあります。
血流が改善する、よくなるということは免疫力も上がり、体も温まりますよね。
実は、免疫は白血球よりも腸が大事とされており、人間の免疫力の8割は腸の免疫力に依存していると言われています。
具体的に言うと、腸が冷えることで免疫力が落ちていき、インフルエンザ、O157などの感染症は免疫力の低下が最大の原因となっているとされてます。
腸の冷えは、寝冷えや冷たい食べ物の食べ過ぎによって簡単になりますよね。一般的に「おなかを壊す」という状態は免疫力も下がってしまう、非常に危険なことなんです。
反対に、体温が上がれば腸も暖まり、免疫力も再び復活するということにつながりますね。